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使用禁止部材

塩ビ製雨樋(アマドイ)

塩ビ製雨樋は、雹や雪が降れば破損をし、紫外線では変色をする。最初は安くても、結局は早い段階でメンテナンスが必要となり、高くつく代表的な製品。

 

 

 

現在、日本で標準的に使用されている雨樋は、『塩ビ製』です。塩化ビニールで出来た雨樋が、紫外線や雨や風が一年中当たる場所に使用されているのです。最初は安くても、結局は早い段階でメンテナンスが必要となり、後で費用がかかる代表的な製品です。紫外線にあたれば、強度は当然劣化します。また、雹により、雨樋が破損する例は少なくない現象です。しかし、戦前より使用されていた『銅製』など、耐久性が高く、価値の高い製品を使用すると、当然価格も高くなります。価値が高いのですから、値段が高いのは当然ですが、新築当初のコストを下げるために、日本では、塩ビ製の雨樋が使用され続けてきました。

ヨーロッパでは頑丈な金属性が標準
そんな問題点を解決するために、私たちは、雨樋をヨーロッパから輸入しています。雨樋を作り続けて設立75年を迎えるメーカーから、その製品だけでなく、物づくりの哲学も学んでいます。このメーカーの社長は、私たちが雨樋を購入するために訪れた際、驚きを持ちながらも暖かく迎えてくださいました。
出会ったのは、2003年。そして彼が驚いた理由。
それは、『なぜ日本人は、雨樋をこんなにも遠い国まで、買いに来るのか。』ということでした。
そして私たちが、日本では塩ビ製で出来た雨樋を使用している事実を伝えると、『なぜ雨や風、紫外線が一年中あたる外部に、塩ビ製の雨樋を使用するのか』と、驚きを隠せない様子でした。
ヨーロッパでは、合金製や銅製が使用され、アメリカではアルミ製が標準的に使用されています。
世界の先進国で、塩ビ製を雨樋に使用している国は、日本だけと言っても、過言ではないでしょう。

     

 ドムスホームの標準仕様  チタン合金製雨樋  

 

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