使用禁止部材
単板薄貼りフローリング
機能性も豊富で、コストも安く施工もラクだが、快適性や満足度が低く、結局、コスト高。しかもシックハウス症候群の原因の可能性も過去には心配されていた。
フローリングは、大きく分けて合板などの基材に化粧単板を貼った単板薄貼りフローリング(複合フローリング)と天然木をそのまま加工した無垢材フローリングがあります。一般に広く普及しているのは単板薄貼りフローリングで、ベニヤなどの合板の上に、0.1〜0.5ミリ程度の天然木を薄くスライスしたフイルム状のものを接着剤で貼り合わせたものです。フローリングというよりもボードといった方がいいかも知れません。貼り合わせる天然木は、ナラやサクラ、カバなどが主流です。単板薄貼りフローリングは、色合いや強度、遮音性など機能性も豊富で、コストも安く施工もラクというメリットがあります。しかし、この単板薄貼りフローリングは、表面のごく薄い塗装部で耐久性を持たせているので、衝撃や圧迫による変形や日光などの外光に弱く、表面の単板が変形・割れを起こしやすいデメリットがあります。当然、補修も容易ではなく、その寿命も短いものとなります。また、単板薄貼りフローリングは、ベニヤの上に薄い化粧単板を貼って仕上げているので、重厚感もなく、時がたつにつれ経年変化を起こし、美しくなるどころか表面剥離を起こし、汚くざらつき、結局はフローリング全体を張り替えなくてはならなくなります。家を建てる時はコストを抑えられても、長い目で見たら結局、コスト高になってしまう、これではたまりません。さらに、合板ですので、板と板を貼り合わせる際に使用する接着剤によっては、室内の空気を汚染し、シックハウス症候群を引く起こす可能性があるのです。このようなことから私たちは単板薄貼りフローリングは使用しません。そこで私たちが選んだのは、木の持つ優しさや暖かみがある美しく肌触りの良い無垢フローリングです。この自然素材でできたフローリングは、高い質感と耐久性、それに遮音・吸音性能にもすぐれ、メンテナンスも容易です。
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